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映画『赤×ピンク』は原作を超えるか?

poster2.jpg以前このブログで紹介した、桜庭一樹の『赤×ピンク』が昨年映画化されたので観に行き、さらに面白かったのでDVDまで買っちゃいました。

内容は、地下女子プロレス(キャットファイト)で闘う、思春期特有の悩みを持つ女の子たちが仲間たちとの格闘や交流を通じて成長していく物語なのですが、この話を映像で表現するとこんなに面白くなるのかといった感じで、スバラシイ仕上がりになっています。

小説の方は、どちらかというと少女の内的世界が表現の中心になっており、80年代に花開いた大島弓子ら二十四年組の少女マンガに似た雰囲気を醸し出していて、尾崎翠から倉橋由美子へと繋がる『少女小説』を引き継いだ作品なのかなと私は思っています。
それに対してこの映画は、映像によるビジュアル表現の楽しさを極限まで追求した作品で、これぞエンターテインメントといった作品なのです。

リングの上で華麗に格闘するコスプレ美女たち。
特攻服の空手家皐月、SM女王ボンテージのミーコ、ロリータファッションのまゆ、チャイナドレスの上海娘リリーちゃん他、巫女さん、AKB風アイドル、ミニスカナース、ミニスカポリス、ゴスロリ、アメコミ風覆面ヒロインなど、原作には出てこないキャラが銀幕を彩り、臨場感あふれる格闘シーンを繰り広げています。
また、皐月とリリーちゃんの同性愛のベッドシーンは、カメラアングルやイメージ映像でごまかさない、ボカシが入るほどの本気撮影です。
監督は、アクションをとらせたら日本一、スーパー戦隊シリーズでおなじみの坂本浩一。
出演者は仮面ライダーやスーパー戦隊に出ていた女性たちが多いので、そのギャップがまたおもしろかったりします。

ところで、小説や漫画が原作の実写版映画は、多くの場合、原作のファンからダメ出しされることが多いのですが、私は全く気にならないし、映画と原作は別の作品だと思っているので全然OKです。
そもそも表現媒体が違うし、1時間半から2時間の長さの中で原作をそのまま表現することなんてできないし、表現の主体者は原作者ではなくその映画の監督なのですから、原作と違うのは当たり前なのです。
『宇宙戦艦ヤマト』の実写版も『ドラゴンボール』の実写版も観ましたが、あれはあれでアリだなと思っています。
映画は「原作と違う、違わない」ではなく、自分にとって「面白いか面白くないか」であり、有名監督が多額の製作費をかけて超大作を撮っても面白くなければただの駄作、無名の監督のチープな自主製作映画でも、面白ければ私にとっては大傑作なのです。

そんなわけで、この作品はB級の匂いがぷんぷんする間違いなく面白い作品です。
同じ内容でも、女性が表現するのと男性が表現するのとでは、こんなふうに違ってくるのかといった感じです。
できれば、今回ストーリーにあまり関わらなかったキャラクターの巫女さんやミニスカナース、ミニスカポリス、ゴスロリ、アメコミ風覆面ヒロインたちで次回作を作ってくれないかなと思っているのです。





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  1. 2015/02/08(日) 16:53:19|
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山女ひろし

Author:山女ひろし
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