がやがや2

----------  大人の秘密結社 『がやがや倶楽部』 WEB 版 ---------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

書評 『満天の星と青い空』 西森博之

123230.jpgこの作品は、現在少年サンデーで活躍している漫画家、西森博之が初めて書いた小説です。
私は、『今日から俺は』の時からの西森博之の大ファンで、その後の『甘く危険なナンパ刑事』『スピンナウト』『天使な小生意気』『道士郎でござる』『お茶にごす』『鋼鉄の華っ柱』と次々と単行本が出ていますが、全て揃えています。

西森マンガは、そのほとんどがヤンキーな高校生が出てくる話なのですが、シリアスとギャグのバランスが絶妙でいい感じです。
作者の西森博之は私と同世代なのですが、不良マンガと言えばビーバップが代表だった時代に描かれた『今日から俺は』の主人公は、金髪とトゲトゲ頭といった、まるでパンクファッションのような二人で、他校の不良どもとシリアスに闘うシーンがあったり、ちょっと間抜けな他校の一匹狼番長をおちょくるシーンがあったり、不良とは縁のない普通の生徒とつるんでみたりで、そのストーリーと絵の軽さにハマってしまいました。

そんな西森博之が書くこの作品は、隕石落下による地球滅亡という極限状況で、京都に修学旅行中だった高校生が東京まで歩いて帰るというストーリーで、西森ワールド満載の作品になっています。
もともと『道士郎でござる』の後の連載マンガのプロットとして書かれたとのことで、内容が少年漫画にそぐわないとの理由でボツになったようです。
ですので、この作品に出てくるキャラクター達は『お茶にごす』の中で使われています。

作者は漫画家ということもあり、文章表現のレトリックは稚拙で、やはりこれは小説というよりは作品のプロットの域を出ませんので、小説のつもりで期待して読むと非常に読みづらいかもしれません。
でも、西森マンガが好きな私としては、この作品の内容はすごく好きです。
できれば青年誌あたりでマンガとして仕上げていただくか、小説家の方(もしくは文章書くプロ)にリライトしてもらって小説にすれば、すごくいい作品になると思います。
B級映画化するっていうのもアリですね。

この本は誰にでも薦めることができる作品ではないのですが、西森博之が好きな方には絶対お薦めの1冊です。
範囲が狭すぎ・・・




スポンサーサイト
  1. 2013/10/22(火) 08:39:11|
  2. 書評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<書評 『失踪日記2 アル中病棟』 吾妻ひでお | ホーム | 書評 『40代、職業・ロックミュージシャン』 大槻ケンヂ>>

コメント

たしかに狭すぎ。
私も、全くかすることすらなく、知りませんでした。
しかしヤマメは、歩きものが好きだね。
  1. URL |
  2. 2013/10/22(火) 14:28:23 |
  3. 藤伸一 #-
  4. [ 編集 ]

そういえば、歩く話が多いね。
地球が廃墟になって彷徨い歩くという話が好きですね。
  1. URL |
  2. 2013/10/22(火) 17:13:18 |
  3. ヤマメ #TjgxSfIA
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://gayagayaread.blog.fc2.com/tb.php/46-fa478e7a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

山女ひろし

Author:山女ひろし
札幌在住
自由人

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。